偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『ほどよく』の場合のみ、確かにそういうケースが多々見られる。しかし、『酩酊』するほど酒を飲み、何度か記憶をなくしたことがある私は、確かに、それでも『普段出さない本性的要素』を出していた、と周りから聞いたが、しかしそれは私の『本能』であって『理性』ではないのだ。例えば、人間位植えついているのは、マズローの5Fで言えば、
- Fucking(性欲)
- Flocking(群衆欲)
- Fighting(闘争欲)
- Feeding(食欲)
- Freeing(逃走欲)
であり、人間にはそれらの欲望が根底に根付いているわけだ。しかし、だからといってそれが私の『本音』だということにはならない。全ての人間がその衝動を暴走させてしまえばどうなるかということは、少し考えたらわかるはずだ。日本文芸社『脳とカラダの不思議』にはこうある。
一般の動物は、育てやすい季節に出産を行えるように発情期というものが脳の中にプログラミングされているが人間の場合はいつでもセックスが可能だ。これは、脳の中の大脳皮質が深く関係している。生殖に関するメカニズムを担っているのは脳幹にある視床下部であるが、人間の場合は大脳皮質の前頭連合野も性行動に深く関係している。もし、視床下部だけに性行動が支配されているとしたら、人はひたすら欲望の赴くままにセックスを求めて、社会的な秩序はあっという間に崩壊してしまう。
その通り、『社会的な秩序の崩壊』が余儀なくされるだろう。だとしたら、『酒』は『心の率直さを運ぶ物質』というよりも、『本性と理性の境界線にあるダムの堰の強度を下げる物質』の印象を受ける。つまり、あまり強度を下げ過ぎると、危険である。
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