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カント『啓蒙とは、人間が自分の未成年状態から抜けでることである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『啓蒙(けいもう)』とは、正しい知識を与え、合理的に考え方をするように導くことを言う。つまり、これが出来るのは大人である。しかし、別に未成年でも出来る。だがここで言っているのは『自分の未成年状態』であり、19歳以下の人間のことではない。ということは、『自分の心の中にある幼稚な心』という発想がすぐに頭をよぎる。例えば、人の物を欲しがるとか、独占したくなるとか、嫉妬するとか、誤魔化すとか、そういった人間の感情は、『未成年のように未熟である』と表現することが出来る。

 

キリスト教の7つの大罪は、

 

  1. 傲慢
  2. 強欲
  3. 暴食
  4. 色欲
  5. 怠惰
  6. 嫉妬
  7. 憤怒

 

そう考えると、その7つの感情の在り方は全て、『未成年状態』であると言えるわけだ。だとしたら『啓蒙』とは、なかなかどうして立派な心構えである。高潔かつ崇高であると言っていい。何しろ、まずその『7つの大罪』をコントロールすることが難しい。しかし、それをコントロールしなければ、どうして『正しい知識』を人々に与え、導くことが出来るだろうか。

 

まず、『歪曲』してしまってはいけない。自分の私利私欲がそこに加わって形が変わってしまうのであれば、それは『正しい姿』ではない。本当に、公明正大のニュートラルな心構えを持つ人間だけが、この『啓蒙』を達成することが出来るのだ。なるほど、私はこの言葉の存在を知らず、一度『けいごう』と検索したほどの無知だったが、啓蒙。これは高潔、崇高に並ぶ、とても重要な言葉である。

 

 

 

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