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ヘレン・ケラー『顔をいつも太陽のほうにむけていて。影なんて見ていることはないわ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

まず、この世には光と闇があることを知ることが最初だ。これが絶対的に最初。それを、『いや、闇があるのは受け入れられない』とか、そういうことを言っていると、いつまでもスタートラインに立つことはできない。例えば、排泄物や、人間の目を覆いたくなるような害虫の群れや病原菌はどうだ。『ある』のか、ないのか。あるなら、この世に闇はある。宇宙とて、その闇の一つである。

 

そこまでわかれば、後は人間の心の在り方の話になってくる。私は以前、『男を信じられない』という男性恐怖症的な女性と話したことがあるが、彼女の仕事は、『男のまがまがしい一面にあえて触れる仕事』 だった。私は思わず、『じゃあこの仕事辞めればいいじゃん』と言った。

 

私は当時20歳そこそこだったのでその程度の助言しか出来なかったが、わざわざ闇の目の前に立ち、それを直視して嘆き悲しむ様子が、あまり賢明ではないように見えたのだ。私の知人も、30代という若さで鬱的に衰弱して死んだ人間がいるが、そういう人間や宗教に頼る両親を間近で見てきて、私はいつしかそういう風に考えるようになった。

 

この世に闇は、ある。負は、ある。悪は、ある。だが、それは『黒』があるのと同じだ。そして同じように『白』もある。影が見たくないなら、太陽に目を向ければいい。それは決して、現実逃避かつ自分本位な正当化ではない。生きていく為の手段だ。そして思考を与えられた人間の、使命だ。人間が一斉に闇を向いた時、人間は一斉に自殺する可能性がある。

 

動物や昆虫はそういうことをするだろうか。しないなら、人間だけがそういう使命を与えられているのだ。闇ではなく、光に目を向けて、前向きに生きていく。後ろに闇があることを認識しているからこそ、その対極が光であることを認識できるのだ。それがその他の動物に出来るか。出来ないなら、人間に与えられた使命というものがあるのだ。

 

 

 

 

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