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ヘレン・ケラー『ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひとつのドアが開く。しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたドアに気付かない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

それはしかし、人間らしさでもあるだろう。過ぎ去った過去を一切気にせず、未練なく、執着することなく、振り返らずにひたすら前に進む。それは確かに正しい姿であり、多くの偉人もそのようにするべきだと口を揃える。

 

だが、朝起きて、目の前に広がる光景がわからず、自分が誰で、家族が誰で、どんなお世話になり、どんな思い出があったか、ということを一切振り返らず、忘れて、ひたすら前に進む人間を思い浮かべた時、そこにいるのは本当に人間だろうか。

 

 

だから、過ぎ去った過去を大事にしたい気持ちはわかる。それは人間であれば、誰しもがわかることで、わからないのはむしろ、その逆の生き方をする人や、高畑勲監督の『かぐや姫』のエンディングで描かれる、仏教の要素が取り入れられた、一切の執着を棄て、一度も振り返らずに月に返ってしまう、かぐや姫の態度だ。あの態度を最初私が見た時、まだ仏教について何の知識も無かったから、全く意味が分からず、不気味な違和感が残るだけで嫌だった。

 

 

しかしそれから2年間、仏教も含めた色々な宗教の教えの真髄に目を通し、改めてテレビであの作品を見た時、私はそのエンディングの意味が理解できていた。だが、最初は理解できなかったのだ。それは、私の『人間に対する知識』が浅かったからだ。

 

そして多くの人も私と同じ心境のはずである。我々は、過ぎ去った過去をひきずりがちである。そこの人間らしさを大事にする、という実感も抱くことが出来るからだ。だが、過去に戻ることはできない。人生を含めた生きとし生けるものの全ての命は、いずれ必ず終わる。だとしたら、我々生命がやるべきことはなにか。人間の目が前についている理由はなぜか。

 

 

 

 

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