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フランシス・ベーコン『もし人間が確信をもって何かを始めれば、疑惑に終わろう。しかし疑惑をもって始めることで満足すれば、確信に終わるであろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

例えばここに二つのメーターがある。

 

 

左が満たされていて、右が満たされていない。これが感情だとする。左が確信で、右が疑惑だ。満たされているメーター、満たされていないメーター。要は、右の人は最初、左ぐらいの満足度かと思って過信していたのだが、結果は違った。そしてその差に、心の中は不満足で満たされてしまったのである。

 

そして、左の人は最初、右ぐらいの満足度かと思って疑っていたのだが、結果は違った。そしてその差に、心の中は満足で満たされたのである。これについては、日本の過去と現代にいる、二人の経営の神の言葉が、的を射ている。

 

『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。』

by稲盛和夫

 

by松下幸之助

 

最初からことがスムーズに運べると思ってはならない。そう覚悟しておけば、もし上手くいったのなら、その差にただただ感謝するだけだ。人間というものは、人生が順風満帆に流れているとき、このままの勢いでどこまでもどこまでも突き進めるという錯覚に陥るものだ。それは、どんな人間でもそうなる。その流れに心を支配されない人間はめったにいない。

 

しかし、下記の黄金律にあるように、

 

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人間はそうして思いあがって足下が浮ついているとき、決まって転んで転落する。これは、どんな人間でもそうなる。この流れを支配できる人間はめったにいない。

 

そんな中、常に自分のいる流れに『疑惑』を持つことができる人は稀有である。そしてそのような人ならこの流れをうまくコントロールできるだろう。もちろん、そのような人は私の身の回りにはほとんどいない。カンブリア宮殿などで見かける一流の経営者たちか、偉人たちの人生をひも解いたときぐらいしか、そういう人を見ることはない。

 

 

 

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