偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『金の切れ目が縁の切れ目』。そりゃあそうだろう。そこに集まっていた『縁』は、『金に釣られて出来た縁』だ。それがなくなれば、跡形もなくなって消える『縁』だ。たとえば、ある男が地方に出張してお腹が空いて、そして近くにあったレストランに入って食事をした。彼と、そのレストランの『縁』が芽生えたのは、
『偶然その地方に訪れ、お腹が空いて、たまたま目の前にあった』
という条件が重なったからであり、『運命の赤い糸で結ばれた』わけではない。またその条件が重ならなければ、男とレストランは、結ばれることは無いだろう。もっとも、その『偶然』で、よほど相性が良ければ、話は別になるが。
また、『インセンティブ』とは、ざっと説明すると『報酬をエサにして誘導する』という意味だが、例えば、動物に芸を教え、その芸をやった後に、エサを与える。これはインセンティブである。このやり方は、『報酬』を目当てに芸をするように仕込むわけだから、当然、『エサ』をやらなくなれば、今後その動物が芸をしなくなる可能性が高くなる。インセンティブで繋いでいた『縁』だからだ。だとしたらアリストテレスの言う、『軍事的国家は、その軍力をいかんなく誇示できる間のみ、繁栄する』という話の意味も、見えてくる。
孔子の言葉の記事に書いた、
にもあるが、
- 軍備
- 食料
- 信頼関係
この3つさえ揃っていれば、確かに国は安定するだがその中で、一つ削らなければならないとしたら真っ先に挙げられるのが『軍備』だ。本来軍など、必要ないのだから。
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