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スティーブ・ジョブズ『墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

アンドリュー・カーネギーは言った。

 

死んだらお金とはおさらばすることになるからだ。それなのに、死んだ後もお金と自分との縁を切れないなんて、そこにいるのは執着に支配された、あまり模範的とは言えない人間だ。

 

『三流は金を遺す、二流は事業を遺す、一流は人を遺す』

 

と言うが、それで考えても金を遺したり、命の日数が終わっても金と繋がっていたいと思う人間は、決して『成功者』を語らない方がいい。虚しくなるだけだ。この世を生きた本当の一流の人間と比較され、笑われるだけだ。我々が人生の黄昏時を迎えた時、振り返って後悔するのは、『負ってきたリスク』ではない。避けてきたリスク、掴まなかったチャンス、立ち向かわなかった恐怖なのである。たった一度のこの人生に立ち向かった人間が、最後の最後まで、人が作ったお金も含めた一切の人為的なものに支配されているのはおかしい。

 

 

また、このように考えることもできる。

天国へお金は持っていくことは出来ないのだ。だとしたら、金、金、金と念仏のように唱え、それを追い求める人生は、どこか虚しい。いくらそれを手にしてこの世の支配者面をしても、結局は、『お金を作った人間』に屈しただけだという考え方もある。

 

ヘンリー・デイヴィッド・ソローは言った。

 

『金を支配した』のではなく、『金に支配された』のだ。そういう拝金的な生き方が『正解』なのであれば、この世で『正解の人生』を生きた人間の数は、激減する。計り知れない規模の時間の中で、数えきれない人間が一生を生きて、『正解の人生』を生きた人間がほんの一握りしかいないという発想は、正しいのだろうか。それとも、間違っているのだろうか。

 

古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスは言った。

 

人間だけだ。そういうことをやっているのも、考えているのも。

 

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