偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『それぞれの分野についてのナンバーワン企業の集合体でありたいと思っていますから、万年ナンバーツーに落ちたらその会社とはさよならです。そういう感覚でグループ内の5%くらいの会社は常に入れ替えたいと思っています。』
圧倒的な存在としてひた走るためには、圧倒的な戦略と確固たる理念がなければそれを達成できない。私がこの言葉で見たのは『黄金の歯車』だ。組織の中に『錆びた歯車』があれば、それは滞りを生むだけ。錆びて、欠け、いびつになった歯車は、もはや足を引っ張る存在に成り下がった。
いや別に、十分巻き返せるとは思うのだ。だが、『成り下がった』時点で、油断と隙を生んだその企業は無責任である。例えば数年前カルビーの社長は、国内でポテトチップスの圧倒的シェア1位を確保しているというのに、『不測の事態に備える』ことをやめなかった。彼曰く、
『いつ何が起きるかわからない。例えば外国の会社が攻めてくるかもしれないし、なにかの影響で、状況が一変することがあるかもしれない。そのときに動いても遅いんです。あらゆるケースを想定しなければならない。』
これこそが本来、カテゴリーのトップをひた走る人間の、心構えなのである。大きなグループが常に輝き続ける為には、それぞれの細胞たる企業が、『黄金の歯車』であることを自覚し、そこにプライドを持たなければならない。
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