偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『自分が利を得るために、不必要に自分の膝を屈することは決してすまい。なぜなら、そうして得られた応援や協力は、また目に見えないしがらみを生み、道を暗くするからである。』
松下幸之助の言葉はすべて、身に沁みるものばかりだ。それが本音なのである。恐らく彼の言葉は、人生の艱難辛苦を体験した人間の心にこそ強く染み渡る。例えば私も、この言葉が身に沁みるような経験をしてきたのだ。利に目が眩み、つまり拝金的になり、その他の一切をないがしろにしていた。それにより、私の目は盲目になり、価値は著しく低下していた。
私はそうした生き方の中で得た人間関係を、心底から好きになることは決してなかった。だが、それは別に金を稼ぐということに関係がなかった。それが拝金的な人間の生き方なのである。しかし、やはり私はどうしても自分の心底がそのような生き方を拒絶することから、目を背けることは出来なかった。それは、かつて私の細胞に真理を刷り込んでくれた、恩師の存在も大きかったかもしれない。
(今のままで本当にこの人生に悔いを残さないか。本当にそのお金で子供を育てていくのか。本当に死ぬ間際、振り返って後悔しないか。)
人生はたった一度しかない。自分を曲げてまで生きる人生に、私は価値を見いだせなかった。
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