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稲盛和夫『高く自らを導いていこうとするならば、あえて障壁に立ち向かっていかなければならない。その際、一番の障壁は、安逸を求める自分自身の心だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『高く自らを導いていこうとするならば、あえて障壁に立ち向かっていかなければならない。その際、一番の障壁は、安逸を求める自分自身の心だ。そのような自分自身に打ち勝つことにより、障壁を克服し、卓越した成果をあげることができる。』

 

『守破離』の考え方だ。徹底的に基礎を守る時期、それを打破して次のステージに行く時期、そして超越した離れ業の境地。武道でもスキルでも仕事でも、この『守破離』の段階別ステージは、意識するべき重要な概念である。『守』の段階にいる間は、まだ『自己の放出』が出来ない。守られた殻の中で、基礎と、その『自己』を熟成させ、あるいは、この世界が何であるかを熟考する時期だ。

 

 

殻を破ってぐるりと見渡すと、更に新たな見解が持てて、

 

 

殻を飛び出したとき、いよいよそこから『新世界』が始まる。

 

 

このイメージである。稲盛和夫の言う『安逸』も、安穏、安堵、平安、平穏、安定も、全てこの『守』の段階であることを意味し、そして『そこに安住するな』と言うわけだ。長いこと『殻の中』にいると、どうもその殻の向こう側が遠く感じ、あるいは目の前のその殻が、圧倒されるような試練の壁に見えることがある。しかし実際にはそれは、『自分が勝手に創り出した壁』であり、幻想だ。その壁を打破した場所には、自分を次のステージへと上げる為の、道が用意されている。

 

 

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