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稲盛和夫『しかし、習い性となれば、苦もなくできるようになる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『私は、仕事に関して完全主義だ。このような完全主義を自分に課し、毎日を生きることは大変つらいことだ。しかし、習い性となれば、苦もなくできるようになる。経営者は、完全性を追求することを、日々の習慣としなければならない。』

 

 

『習い性(ならいしょう)』とは、『習性、習慣』という意味である。何事も、習慣にしてしまえば、それに対していちいち苦の発想は生まれないものだ。例えば、最初人は、つまり赤ん坊の頃、なぜ食事をボロボロこぼしてしまったり、ところ構わず泣きわめいたり、排泄物を垂れ流してしまっていたのだろう。

 

それは『楽』だからだ。そして、それらを自制して行動するには『負荷』をかける必要があるからだ。私も幼い頃は、自分にこの『負荷』をかけるという『覚悟』がなかった。まるでなかったと言っていい。だから、少しでも痛い思いをすれば泣きわめき、親に助けを求める、情けない人間だった。

 

もちろんその時は、子供だからといって、それでよしとされるのだが、しかし、こと『男』というカテゴリーで言えば、情けないの一言。それが、20歳にもなるとどうだ。坂道を走り込んでシャドーボクシングをするわ、筋力増強のために筋肉を破壊し続けるわ、腹筋を鍛えるときは、ボディブローを入れてもらうわ、足で踏んづけてもらうわ、フィジカルなことだけでもこんなにも変わってしまったではないか。もちろんメンタルも同じことだ。つまり『負荷』への心構えがガラリと変わったことにより、それを『苦』だとは捉えなくなったのである。まさに、人の心は、全てのカギを握っているわけだ。

 

『カギ』が自分の心にあることを理解しただけで、もうほとんどこの話の根幹は押さえたことになる。『向かっていく』のだ。それが答えである。間違ってもその真逆の答えを出してはならない。

 

 

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