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出光佐三『僕がいつも楽観的だと評されるのは、ひとえに苦労のたまものだ。恒心を得たのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

SBIホールディングス社長の北尾吉孝氏は、『海賊と呼ばれた男』の主人公として脚光を浴びた出光興産の創業者、出光佐三(いでみつさぞう)について、こう語った。

『戦後は外国のメジャー石油会社と組んだカルテル側から徹底的に攻撃され、たいへんな苦戦を強いられることになる。周囲は全て敵ばかり、そんな状況でも弱音を吐かず、信念を貫き通し、ついに世間の支持を勝ち取ることに成功したのである。そして、その過程で佐三は、何が起こっても動揺したりぐらついたりしないという意味の『恒心』を得た。それは苦難を乗り越えたからこそ自分のものにすることができたのだ。

 

(中略)恒心を得るなら、まずは

 

  1. 『人はいつか必ず死ぬ』
  2. 『人生は一度きり』

 

という二大真理を頭に叩き込んでおくこと。すると、惜陰(時間を惜しむ)という気持ちが自然とわいてくるようになるだろう。そうすれば、状況がどうであろうと、いまここで全力投球する以外ないという心構えに自然となってくる。

 

 

『恒心』というのはまるで、暗い暗い海の底に沈んで、命からがら見つけ出した、『真珠の光』である。それは、世間一般を平等に照らしている『太陽の陽射し』とは少しわけが違う。何しろ、太陽のそれは、陽が沈めばたちまち辺りが闇に包まれる。それに、『陽の当たらない場所』はどうだ。太陽は平等のつもりでも、それが当たらない場所がこの世には確かに存在しているのだ。そこにもしこの『真珠の光』があったらどうだ。これは完全に『プライベートな光』だ。『パーソナルな光』だ。太陽の光は未来永劫ではない。しかしそんな時、この光さえあれば、怖いものなどない。

 

 

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