偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『私は人材本位であり、金は儲けたいが信用を落としてまで金を儲けることはできない。すると、支店長あたりから見ると私のような考えは馬鹿らしく思えるらしい。「世の中は金がなければなんにもできない。どんなことをしても金は儲けたいというのが万人の望みではないか」と言うのだ。それで、支店長と私はいつも喧嘩した。』
その支店長の意見もよくわかる。その様な考え方の人間がいることが、企業に大きな利益を生むことは間違いのない事実である。しかし、それは『一時的』かもしれない。『義と利の天秤』があるとき、『義』に徹することは、『利』の重さが軽くなるように見える。しかし、そこに重きを置くことで、見えない部分で『とある残高』が貯まっていく可能性があるのだ。
『信頼残高』である。この『信頼残高』というものが持つ甚大な実力は、すごい。例えば、とある誰もが知る知名度の大企業が、それを失ったことで、全国からの不信を買い、別に利益が生むシステムは完全に軌道に乗っていたはずなのに、そこが発端となって、失墜してしまった、という事実がある。
経営の神、松下幸之助も、
と言っているが、支店長クラスの人間では、見えない景色がある。だからといってそれより上にいる人間が偉いというわけではないが、しかし、
ソクラテスが、
と言っている様に、高さを変えると見える景色があるということを、覚えておいた方が良いだろう。
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