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本田宗一郎『自分の生き方を強いて言うなら「当たり前のことを当たり前にやる」ってことかな。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『技術屋ってのは、手でモノを作る商売なんで、しゃべったり、文章を書いたりするのは俺は苦手なんだよ。その俺にかしこまった人生訓だの家庭訓だなんて苦手だね。だいたい、おれにとって家庭訓が一番難しいってことは、世間様のほうがよく知っているよ。それでもまあ、自分の生き方を強いて言うなら「当たり前のことを当たり前にやる」ってことかな。こんなことは人生訓にゃならないかもしれないけど、俺はこれまで当たり前のことを当たり前にやってきたつもりだよ。』

 

 

この『当たり前のこと』は漠然としているが、『それを具現化できない』というのは、自分で言っている通りだ。別に、それを具現化しようとして生きてきたわけではない。技術屋としての道を、ひた歩いてきたのだ。マイケル・ジョーダンが卓球が出来なくても、誰も笑わない。それと同じことである。ただ、文章としてこの話の根幹を押さえ、表現しようと思ったら、やはり、『それ』を説明しなければならない。『Yes』と『No』をハッキリと言えるのが、本田宗一郎の言う『当たり前のことを当たり前にやれる人』の生き様である。

 

例えば道があって、その両端が崖の様な落差があって、落ちたら命が危ない。そういう状態の時、人は往々にして『当たり前』のように、道を踏み外さないようにする。

 

これだ。ここにカギがある。

 

本田宗一郎が歩いてきた道は、決して上の図の様な平坦な道ではない。しかし、それを『踏み外さなかった』。『迷路』のように、道を進んでは壁にぶつかり、壁を乗り越えたと思ったら、また新しい試練が立ちふさがる、人生とは、かくもそういう、複雑かつ波乱万丈なものだが、その中で、道を踏み外さなかった。これがなかなかできない。出来た理由は、『確固たる信念』があったからだ。それが『灯』となり、『道しるべ』となった。

 

だから踏み外さなかったのだ。

 

(おい、そっちの道はお前、人の道じゃねえだろう。)

 

灯はそのようにして、本田宗一郎を歩くべき道へと誘い続けた。

 

 

 

 

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