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ビル・ゲイツ『人生には学期は無い。夏休みもないし、「自分探し」を手伝ってくれるような雇用主もほぼ皆無だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

いや、あるだろう。学生が送っているそれは、『人生』ではないとでも言うのか。いや、そんなことはビル・ゲイツもわかっているはずだ。それにもしかしたら、その言葉をわざわざチョイスするということは、これを言った相手は、学生だったかもしれない。そんな中、あえてこのような発言をしたということは、短絡的な解釈をしてはならない、ということになる。短絡的な解釈をすると、これをそのまま受け取るということになるから、『いや、夏休みはあるけど』ということになるわけだ。

 

しかし、例えばその後に『「自分探し」を手伝ってくれるような雇用主もほぼ皆無だ。』という言葉が付け加えられていることから推測できるのは、

『『学期』とか、『夏休み』とか、『雇用主』とか、『メンター(精神的な指導をしてくれる師匠のような存在)』といったようなものは、『皆無である』と考えた方が、君たちにメリットがあるよ。』

 

というメタメッセージなのである。クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクは、著書『モチベーション3.0』でこう書いている。

『ワークライフバランス(仕事と遊びのバランス)』という概念を考え直すべき一幕である。『仕事とは関連性のない”遊び”だけを楽しめて、人生で取り組む真剣な仕事を、”耐えがたい重荷”として耐えなければならない、と信じる理由はもはや存在しない。仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かれる』

 

 

『仕事と遊びの境界線が人為的なもの』という考え方が一つわかれば、ここに出て来た『学期』も何もかも、全てその『人為的なもの』という括りになるわけだ。人為的というぐらいだから、『自分以外の誰か』であり、『その他の人間』なわけだが、そもそも、人間が恒久的に未熟なのだから、その人為的なものの一切の正確性は疑わしいのである。

 

ブッダはこう言った。

ブッダ

 

『天上天下唯我独尊』だと。これは、『自分はこの世で最も崇高な、神なのだ』という意味ではない。

『この世に自分という存在はたった一人しかいない。唯一無二の人生を、悔いの無いように生きるべし。』

 

という真理を突いた言葉なのである。だとしたら、その『唯一無二』の自分の人生を生きるにあたり、『夏休み』だとかいって他人が決めた枠組みの中で生きていくことや、『誰かに助けを求める』といった他力本願で反応的な心の在り方は、自分のその唯一無二の人生に対する『侮辱』である。

 

 

 

 

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