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ウェルギリウス『地上のあらゆる生物、人間も四足獣も家畜も鳥類も、すべての愛の炎にかり立てられる。愛はあらゆるものの帝王なり。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

まず、変換して柔軟に対応するべきキーワードが、『愛』と『帝王』である。このキーワードに、この言葉が普遍的に当てはまる様なものを当てはめて考える。すると、見えて来る新たなキーワードがある。『愛=真理=神』だ。そして、『帝王=支配者=全てを統べるもの=神』だ。

 

ちなみに私は、何の宗教にも属していない。しかし、この図式の蓋然性は高いと考えている。これでも私は、クリスチャンの両親に信仰を強要され、一時は親ごと宗教の存在を呪った時期がある人間である。つまり、ここに見えて来るのは、この世のありとあらゆる森羅万象に共通する、一本の確固たる道、筋、規範といったものである。最低でも、『あらゆる地上の生物』と限定していることで、更にその蓋然性は高い。

 

例えば、『生命の炎はいずれ燃え尽きる』ということ。これは間違いなく、この地球上の生命において普遍的に該当する事実である。まるで、それらの『真理』は、『統べて』いる。断固としてそこにあって、支配している。ミズダコは、自分の子供を産んだと同時に、その命を終える。

 

一体なぜ、そこまでして新しい命を生み出すのだろうか。自分の命よりも大事なものが、この世に存在するとでも言うのだろうか。そういうことを考え抜いた時、ウェルギリウスのこの言葉の意味が浮き彫りになってくる。これらは、『上』にあるのではない。だから、『命よりも上』という表現は相応ではない。『中心』にあるのだ。その中心に近づけば近づくほど心は満たされ、そこから離れれば離れるほど、虚無に陥る。

 

 

 

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