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ラ・フォンテーヌ『無知な友人ほどに危険なものはない。賢い敵のほうがずっとましだ。ー②』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

ソクラテスは言う。

 

つまりソクラテスはラ・フォンテーヌの言う『無知な友人』を『友』として認めていない。ソクラテスの言う『友』や『敵』は、皆賢いことが前提だ。何しろ彼の言葉は一つ一つに『知性』が練り込まれている。

 

彼は平気で、

『え?なぜ死が嫌な場所だと断言できるんですか?あなたは死んだことがあるんですか?』

 

と聞くような人間だった。そしてその質問に答えられるのは神だけだというところまで、たどり着いていた。つまりこう言っていたのだ。

 

ニーチェは言う。

 

ソクラテスもニーチェもラ・フォンテーヌも、共通しているのは『無知な友人を持ってはならない。あるいは、自分がそうなってはならない。』ということである。

 

賢い敵というのは、さしずめ『切磋琢磨できるライバル』である。孔子の言葉、つまり論語にはこある。

『詩に云う。切するがごとく、磋するがごとく、琢するがごとく、磨するがごとくしとは、それこれを謂うか。』

 

それはこういう意味だ。

 

無知な友人は、ここで言う『ダイヤの原石』にはならない。自分と賢い敵ならば、『ダイヤの原石同士』になり得るのだ。

 

ダイヤ

 

本来であればダイヤの原石同士で削り合って価値が磨かれるところを、ヘドロのこびりついた粘ついた石の汚れをまとわりつかせ、価値を著しく落とす。無知な友人がやるようなこと(なれ合い)とは、そういうことなのである。

 

もう一つの見解:『無知な友人ほどに危険なものはない。賢い敵のほうがずっとましだ。』

 

 

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