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シェリル・サンドバーグ『成功を定義しなければならないのなら、自分に出来る最善の選択をし、それを受け入れること、そう答える。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ハーバードを卒業し、財務省を経て、Googleのオペレーション担当副社長の実績を積み、現在、Facebook最高執行責任者(COO)として活躍するシェリル。近年は、『世界で最も影響力をもつ女性100人』の上位にもランクインしている。

 

彼女は”女性”ビジネスパーソンとして、男尊女卑が抜けきれないビジネス社会と闘い続けてきた。あえて”女性”とつけたのは、彼女が抱えてきた葛藤を、わかりやすくするためだ。彼女は、女性が社会に出て地位を得ると、必ず頭に”女性”がつくということに、憤りを覚えていた。

 

”女”社長とか、”女性”大統領とか、男にはつかないだろう。男が当たり前で、ノーマルだ、という常識が蔓延しているのだ。そういう風当たりの中、彼女は地位を築き上げてきた。それは、彼女の不撓不屈の努力以外のなにものでもないのである。

 

ビジネスパーソンとして、女性として、妻として、母親として。彼女ほどの才能に恵まれていても、その全てを完璧にこなすことなどできない。シェリルが言うには、ある国には、女性が理不尽に強姦されたのにもかかわらず、『強姦された女など、家族の恥だ』と言い捨てられ、逮捕されるような悲劇もまかり通っているという。あまりにも劣悪だ。

 

彼女は、アメリカという国で育って、ユダヤ人という家庭に生まれて、男だらけのビジネスパーソンとしてこの社会を生き抜いてきて、世界の環境をよく観察して、実に多くの葛藤や経験を積んできた。そして、成功の定義についてそう答えたのだ。我々には限界が有るかもしれない。だが、声を上げなければ、永遠にその限界値は広がることは無い。

 

性別の違いはあるだろう。

 

環境の差異はあるだろう。

 

だが、違いはどうあれ、私たちは私たちに与えられた環境で、最善を尽くすことは出来る。まずは、『それが本当に最善か』勇気を出して考えてみて欲しい。彼女のメッセージは、とりわけ女性に力強く届くだろう。だが、当然”この常識”を築いた、男も思い知らなければならない。

 

男尊女卑

 

かつての黒人奴隷時代が愚かな時代だと揶揄するのであれば、男尊女卑の時代もいつか必ず、揶揄されるのだ。そう考えたらシェリルはまるで、女性にとってのキング牧師マルコムX、そして、ネルソン・マンデラのようだ。

 

 

 

 

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