偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け


ふむ…。
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目次
考察
しかし彼はそう言うが、その『自殺した人』が、『自殺を追い込まれた人』であればどうだろうか。洗脳させられたり、あるいは目の前に広がる地獄のような光景、それは例えば、奴隷制度の様な人間の尊厳を奪う光景だったり、あるいは、動物に食い殺されそうになるところを助けようとした、母親の愛情から出た、身代わりにより、命の投身だとしたらどうだろうか。
『最初』に悪気など、無い場合が多い。そしてそれを歪曲して伝える人々にも、悪気など無い場合が多い。それは『伝言ゲーム』を思い出せばわかるはずだ。この言葉が指し示す実態を明言するには、もう少し深い場所まで潜る必要がありそうだ。
自殺をしてはならないことはわかっている。だから私も絶対にするつもりはない。それはもう、『した方がいいのかもしれない場面』もあった中で、何とも無様にも、自分が生きることを優先してきた始末だ。
しかし、もし私が軍人であり、昨日まで壮絶な訓練を共にし、一つ屋根の下で同じ釜の飯を食い、家族や将来や平和や夢について語らい、悲しみも、苦しみも、喜びもわかちあった戦友が戦場で一人、また二人と銃で撃たれて亡くなっていくのを目の当たりにしたとき、私は、持っている手りゅう弾やダイナマイトで相手の陣地に突っ込み、自爆し、その戦友たちと同じ戦場で一生を終えることを、覚悟するかもしれない。
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