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良寛『災難にあう時節には災難にあうがよくそうろう。これは災難をながるる妙法にてそうろう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

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ふむ…。

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考察

問題が起きた。面倒な問題だ。だから逃げた。すると、もっと大きな問題になった。だから逃げるのはやめよう。逃げても無駄だ。人が必ず老いるように、人が必ず死ぬように、避けても無駄、避ける意味のないこの世の流れに、逆らうことは間違いである。

 

どれぐらい間違いかというと、油を使った料理で火事になり、燃え盛る火を消そうと思って、水をかけてしまうくらい間違いだ。それは大変危険である。水は100℃で沸騰するので、高温の油に投入された水は一気に水蒸気となり、周辺に高温の油をまき散らし、逆に炎上する。

 

高温

 

私も一度それで炎上した。焦って知人に聞くと『マヨネーズをかけるといい』と聞いたので、何とかそれで消えたが、実はこのマヨネーズも、もっと高温の油を使った料理を私がしていたら、『火に油を注ぐ』のと同じような状態になって、大変危険だったと後で知った。

 

間違った判断はこのように、事態を悪化させるだけだ。良かれと思って水をかけて、逆に炎上する。こういうパラドクス(逆説)が起きてしまう事実を知り、目の前で起きる問題一つ一つから目を逸らさず、逃げないようにして、適正な問題解決をするよう心掛けた方が良い。

 

そうすれば次の機会にはもうその問題の対処法を理解した自分がいる。何しろ私のこのボヤ騒ぎも、かれこれ10年以上経つ話なのに、未だに鮮明に覚えているのだから。

 

問題は、起きる。その問題から、逃避して目を逸らしたり、 考えないようにして隠蔽したりするのではなく、向き合って一つ一つ乗り越えていく心構えを持つことが、被害、災難を最小限に抑える結果をもたらすだろう。

 

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