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カール・ヤスパース『愛することの反対は憎むことではなく無関心であることだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

つまり、『関心を持つ』ことが愛情なのである。例えば今、遠い異国で人が理不尽に殺されている事実がある。それを我々は、『見ていない』から、『知らない』から、眉ひとつ動かさないでいられるわけだ。だが、本当にそれを『知らない』のだろうか。それとも、『知っていて、見て見ぬフリをしている』のだろうか。そこにあるのは、関心、無関心という人間の心の動きである。

 

マザー・テレサは言った。

『今朝、私は、この豊かな美しい国で孤独な人を見ました。この豊かな国の大きな心の貧困を見ました。』

 

これは日本のことだ。日本を訪れた時、マザー・テレサが日本人に対して感じた素直な感想だ。世界中にこの『愛』が満たされたとき。それが『世界平和』が実現されたときだ。

 

では、もし自分の家族以外の全ての人間が消滅してしまったら、そこにいるのは『お互いに関心がある人間関係だけ』になるわけだが、それは『世界平和』だと言えるのだろうか。人間が消滅したのに。世界平和。これだけの時間の中で、あれだけの偉人たちが息をしたのに、それが叶わなかった。それを実現させるということは、雲を掴もうとするようなものなのかもしれない。

 

だが一つだけ言えるのは、そこに関心を持つということは出来、無関心でいると心が虚無に襲われるということだ。マザー・テレサは言った。

 

 

 

 

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