偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
『人様のことについても、先輩、同僚、友人に対しても遠慮なく思うところを述べてきた。その反動として起こる私自身の不評や損得はあえて気にしなかった。どうせ人間、欠点もあれば長所もある。欠点はある場合は長所、長所も欠点になる。幸運は幸運にあらず、不運も幸運に通ずと思うからいっこうに気にならない。』
自分の意志や意見を主張すると、その反動に人々からキツイ当たりを受ける。『出る杭は打たれる』からである。しかし、それでも臆することなく自分の命を貫く姿勢は、勇猛である。『四聖』に数えられる、
孔子、
ブッダ、
キリスト、
確かに彼らの教えの形や宗派は、絶妙に違うかもしれない。だが、彼ら四聖が説く話によく目を見開いて着目すると、彼らの言葉は全て『真理(的を射ている話)』だということにたどり着くのだ。
彼らが『四聖』と言われ、『知性の源』であるとされ、彼らの言葉が傾聴に値する理由とはまさに、彼らが聞人(ぶんじん。世間によく名の聞こえた人)や 郷原(きょうげん。世渡りのうまいお調子者)を向こうに廻して、自らの信ずるところに従って、堂々と主張し、行動した勇者だからである。
分析心理学の創始者、ユングは言った。
自分の信条も、とある人間からすれば、『出る杭』である。だからといって、自分の信念をひたすらに曲げ続け、生き長らえればいいのだろうか。それで本当に『命の無駄遣い』にならないだろうか。生きたくても生きれなかった命から見て、恥ずかしくないだろうか。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』
第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』 他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい


『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』
第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』 生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。 『人生は物語の...
あわせて読みたい


『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』
第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』 自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい


『「生きる」ということの本当の意味とは。』
第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』 『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。 『生きるとは呼吸することではない。...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


松永安左エ門名言・格言一覧
日本の実業家。生誕1875年。男。通称『電力王』。(画像) 名言一覧 『実業人が実業人として完成する為には、三つの段階を通らぬとダメだ。第一は長い闘病生活、第二は...