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フランソワ・ラブレー『時間は真理の父である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『時間は真理の父である。』Le temps est père de vérité.

 

ドイツの哲学者、ヘルダーは言った。

 

『時間=暴君』

 

ということになると、フランソワ・ラブレーが『時間は真理の父』と言ってるから、

 

『真理=暴君』

 

ということになるが、そういう乱暴な印象で合っているだろうか。

 

 

合っている。何しろ、『乱暴』というのはそもそも『人間の勝手な判断』であり、人間は、『人間の意志を無視する一切の事象に対し、乱暴であると認識する』わけだから、人間がする表現は、その表現で合っているのだ。しかし、『暴君(時間)も真理の内の一つ』なのである揺るぎない確固たるものなのだ。そこに人間の意志など、介入する余地はない。

 

だが、シェイクスピアが言うように、

 

人は、時間をどうのこうの出来るわけではないが、逆に、『時間があるのを見たことがある人はいない』わけで、だとしたら、『それに打ち克とう』とする人は、鋭い。

 

イチローは言った。

 

真理は、変えることは出来ない。時間はその代表的な概念であり、同じく、変えることは出来ない。そして、その『変えることの出来ない事実』に立ち向かう人間はとても高潔に見え、そこにはロマンがあり、ドラマチックであり、事実、それだけの気運を、そこに巻き起こすことが出来るようになる。

 

しかし、それでも人は間違いなく、もれなく絶対に、死ぬ。だとしたら、やはり絶対に逆らえない『真理』が働いていることになる。『時間』が生命の灯を衰退させるのか、『真理』が生命の灯を打ち消すのか、それはわからないが、『ニヒリズム(虚無主義)』の人間が発想するように、この世には神も真理も何もない、という実態のことを考えると、

 

『真理はある』

 

と仮定したとき、『時間は真理の父』となるのである。

 

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