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ププリウス・シルス『否定しようとすることを、物静かに拒否することが親切だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

確かにそれが親切だ。配慮があり、自分勝手ではない。しかし、それで得られるメリット、恩恵ということを考えた場合、『おとがめなしになる』とか、『ことが穏便に済まされる』わけであり、だとしたら、そこに残るのは妙な違和感である。例えば私の家族は、『その恩恵』を意識しすぎて、人間関係をいくつもギクシャクさせたものにしている、という事実があるのだ。

 

私との人間関係一つで考えてもそうだ。両親は私に、クリスチャンであることを長い間強要し続けた。そして、それに逆らうと『反抗期』だと揶揄され、『このうちの子ではない』という烙印を押された。私はこの問題を両親に頑として突きつけることをしなければ、一生、私が食事をする際にそそくさと私の前に現れ、辛気臭い声で『イエス様』に祈りを捧げられ、というトラウマ的にも最低劣悪な状況で、食事を食べなければならなかっただろう。

 

私は一体『何度』、自分がクリスチャンではない、ということを言い続けて来ただろうか。物静かに、親切に意見を言い続けても意味がなかったのだ。そして29歳の時にはじめて『最終的には親を殺す』という気迫を心底に込めながら、他の宗教の存在や真理についても混ぜつつ話を押し進め、ようやく私は30歳になるとき、食事の前に祈られることは無くなり、私は息苦しい状況で食事をしなければならない拘束から、解放されたのだ。

 

 

 

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