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ププリウス・シルス『苦労を忘れ去ることが、苦労をなくす方法である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

それもそのはず、(苦労した、苦労している)と思うからこそ、人は苦労していると自覚してしまうのだ。そして同じように、(楽しい、楽しんでる)と思うからこそ、人は楽しんでいると自覚してしまうのだ。

 

だとしたら、それを支配しているコックピットは自分の脳や心にある。その操縦席に座り、(苦労した)とか、そういう悲劇のヒーロー・ヒロイン的な動きに傾こうとしたとき、瞬時に軌道修正するように意識すれば、かなりの割合でそれをコントロールすることが出来るようになる。

 

 

例えば、(疲れた…)と少しでも身体がサインを送って来たら、すぐに大好きな食べ物を食べる。スイーツでも何でもいいが、そういうご褒美を身体に与えることで、さっきまで(疲れた…)というモードだったのが、(美味しい!幸せだ!)というモードの切り替わるだろう。まあ、ほとんどの人は実は賢いから、それを無意識にやっているものである。しかし、中にはそれが出来ない不器用な人もいるわけだから、こうして改めて考えることは、無意味な事ではない。

 

また、自分の脳や心の中から『苦労を無くす』ことが効果的な理由は、ちゃんとある。デール・カーネギーの名著『道は開ける』にはこうある。

忙しい状態に身を置くという単純なことで、なぜ不安を拭い去ることが出来るのだろうか?そのわけは、ある法則─心理学が明らかにしたもっとも基本的な法則のためである。(中略)将兵たちが戦場で衝撃的な体験を重ね、『神経症』と呼ばれる状態で戻ってくると、軍医たちは処方箋に『多忙にしておくこと』と書き込むのだった。

 

 

詳細は、古代ギリシャ三大悲劇詩人、ソフォクレスの、

 

に記載した。人間は、一度に一つのことしか考えることが出来ないのだ。この特性を利用してしまうのである。

 

 

 

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