偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
ベラベラと喋る割には、内容が全く無い話をする人、口数は少ないが、その全てが的を射ていて奥深い人、この様な人物像が思い浮かぶわけだ。
道教の創案者、老子は言った。
口数が少ない人ほど、『口は禍の元』であることや、『触らぬ神に祟りなし』という、高い危機回避能力があるということでもあるし、当然それだけではなく、あまり物知りの人間を装ってベラベラ喋ると、その、演じている自分と、『知者』との間のギャップが浮き彫りになり、自分がみじめな思いをする、つまり、恥をかくことを知っているのだ。
例えば、薀蓄を語ったとする。意気揚々と話を進めて、相手も自分よりその分野において無知なので、(それがわかっているから意気揚々と語っている)自分の思い通りに話を展開させられるわけだが、もし、そこにたまたま自分よりもその分野においての知者が現れてしまったら、一体、それまで偉そうにしていた自分は、どんな顔をしてそこにいればいいか。そんなことを考えた時、
(無知な自分がやるべきことは、まだまだあれこれと語ることじゃないなあ)
として、自然と口数は少なくなるのである。また、『少しの言葉で多くを語る』ことは、それぐらい、『詰まって』いなければ出来ない。『花火』だ。
中身がスカスカの花火玉が宙に打ち上げられ、そこに咲かせる夜空の花は、空虚なものである。しかし、身がぎっしりと詰まった花火玉は、夜空にどんな綺麗な花を咲かせるだろうか。人生も同じだ。この、たった一度の人生が、たった一度しか出来ない打ち上げ花火なら、自分に出来る限りの最高の花火を打ち上げたい。
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