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ピタゴラス『己の寝台を己のための寺院とせねばならず』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

この言葉の意味の解釈は難しい。まず、『己の』とか『寺院』という言葉が出てきているが、この言葉が出ているということは、間違いなく『日本人』が関わっていて、そして、時代としては、古い。

 

その時代で当たり前のように、横にも字を書くときは右から順番に書いていたように、当時の人はそれで意味がわかっても、現代の人がわからないのであれば、『翻訳に失敗した』のと同じであり、会話が成り立たない。ピタゴラスの時代に、『寺院』などは存在したのだろうか。『神殿』ではないのだろうか。そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。ピタゴラスは、

 

ブッダよりも、

ブッダ

120年先輩なのである。

 

だとすると、こういう言葉が見えて来ることになる。

 

『自分の寝る場所は、自分にとって神聖な場所でなければならない。』

 

これだったら、ピタゴラスの時代でも、国でも、文化でも、通用する言葉だ。しかし、どういう意味なのだろうか。『寝る場所が神聖な場所』というのは。考えられるとしたら、

 

『英気を養って、次の日に人間としての責任を完全に果たすべし』

 

という、人間の生活のメリハリについて、諭した言葉であるという方向だ。クリスチャンが食事の前に神に祈り、神道が生活の軸にあることが当たり前だった頃の日本人が、『(神様の命を)いただきます。』と言って、手を合わせてその言葉を言うようになったように、人間は、時として人間以外の存在に頭を下げ、傲慢不遜に成り下がることを防ぐ慣習がある。

 

それに、睡眠もそうだし、ストレスもそうだし、排泄もそうだが、人間が、人間としての責任を果たすためには、生活の中にメリハリを作ることが重要。ずっと起きっ放しでいることは出来ないし、ストレスが溜まっていたら自制心が弱まる。排泄をしなければ身体に毒だし、生きているのが当たり前だと思っていたら大きな過ちを犯す。人間にはメリハリが大事。ピタゴラスの言葉は、そういう意味であってるだろうか。

 

 

 

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