index

トマス・ホッブズ『他人の欠点を笑ってばかりいるのは、臆病の証拠である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

『戦略的自己防衛』だからだ。そういう行動を取れば、自分が他人から見て、その笑った対象者よりも上の境地にいることを、演出できると考えているのだ。まるで、高い位置から低い位置にいる人間を見下して嘲笑するように、そうした自己演出、及び印象管理によって、『ガード(バリア)』を張って、防御するのである。

 

(はははっ、おいおいあいつ、俺が5年前に通った道を通るのに、こんなに苦労してるなんて、ちょっと差が開きすぎてるかなあ)

 

というメタメッセージを周囲に漏らし、畏敬の念を抱かせようとしているのだ。そうすれば、自分に回ってこない。自分がそれをやらなければならないリスクが、激減すると考えている。つまり、単なる自意識過剰である。

 

別に周りは、自分のことを、自分が演出しているような、『強くて勇敢な人間』だと思っていないかもしれない。しかし本人はそう演出できていると思っていて、その印象を必死に守ろうとして躍起になり、挙句の果てには人の欠点ばかり揚げ足を取り、『勝ち組』がどうとか言い出す始末なのだから、独りよがりの単なる自意識過剰である。私はそういう人間を、何人も見て来た。そして当然この私も、10代の頃、そういう愚かな行動を取っていた。当時の私は、自分に自信がなかったのである。

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』   第18の黄金律 『アウトサイド・インではない。インサイド・アウトだ。』   外(環境)が自分の運命を握っているのではない。内(自分の心)がそれを握って...
あわせて読みたい
『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   第9の黄金律 『他と違うことは恥ではない。誇りだ。』   他と異なることで迷うことなど何もない。元より、唯一無二の命なのだ。例えば、それだけでそこには...
あわせて読みたい
『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   第10の黄金律 『どれだけ生きるかではなく、いかに生きるかが重要なのだ。』   生命が、その命を度外視してなし得ることは、尊い。   『人生は物語の...
あわせて読みたい
『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   第11の黄金律 『この世には、自分にしか歩けない道がある。その道を歩くのが人生だ。』   自分のこの命を何と心得る。この広漠とした果てしない宇宙、過去、未来...
あわせて読みたい
『「生きる」ということの本当の意味とは。』   第12の黄金律 『「生きる」ということの本当の意味とは。』   『生きる』というのは命の躍動だ。命の浪費ではない。   『生きるとは呼吸することではない。...

同じ人物の名言一覧

[blogcard url=”https://www.a-inquiry.com/tomashobs/”]

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次