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セルバンテス『桶の水より、親切な言葉をかけるほうが、火はよく消える。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『北風と太陽』。一言、THE・それである。屈強な腕力?必要ない。合気道一つ考えるだけで、その答えは浮き彫りになる。

 

画像

 

例えば、とあるテレビ番組で見た、定時制の高校の話だ。その学校には不良と一般人がいて、よく一般人が不良に絡まれることがあった。その日もある不良が一般人に文句をつけていた。だがそこに割って入ったのが、同じ生徒である80歳くらいの年齢の韓国人女性だった。一般人は、その不良の間に入った老人の身を案じた。だが、その老人の取った行動は、桶の水をかけて火消しをするような行為ではなかった。そういう、叱りつけて一方的にその不良に責任を問いただし、強制的にその場にある善悪を決めるような真似はしなかった。

 

老人は不良の肩を抱き、こう言った。

 

ここにはあなたの敵はいないよ。

 

すると不良は涙を流し、反省してその場を去ったというのだ。

 

『桶の水より、親切な言葉をかけるほうが、火はよく消える。』

 

その時、老人は北風ではなく太陽だった。つまりは、北風と太陽から学べる英知こそ、この言葉の根幹にあるテーマと同じ的を射ている。

 

 

さて、私の家庭が現在に至るまで、真の意味で和解し合うことがないのは、この家族の要である母親がクリスチャンであり、父親はクリスチャンのままこの世を去り、そして妹もクリスチャンであり、祖母もクリスチャンであり、私と兄がそうではない、という事実が存在しているからである。特に、柔軟にやろうとする兄とは違って、私の意志だけは誤魔化すことはできない。価値観が違う人間と一緒に笑って食事をすることも、写真を撮ることもできない。

 

両親は、私がまだ逆らう気力がない頃から私を教会に通わせ、無理矢理クリスチャンにさせようとした。私が反抗をして日曜学校に行かないと、父親が出てきて力づくでそこに行かせようとして、躍起になった。彼らはまるで、『北風』だったのだ。

 

クリスチャン

 

あれから20年。15年も前に父親は死んだが、残る母親はその他の家族はいまだにクリスチャンだ。そして私はそうではない。これは、一生続くのだ。

 

では、我が家が本当に心底から笑って一つになることは来るのだろうか。この場合、一体誰が『太陽』になることが求められていて、そしてその行動とは何を意味するのだろうか。さて、老人の話で終わらせておいた方がこの記事としては良かったかもしれない。だが、北風と太陽の話だけでは解決できない問題もあるということも書いておく必要があるだろう。

 

 

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