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アナトール・フランス『はたして人は、不徳なくして徳を、憎しみなくして愛を、醜なくして美を考えることができるだろうか?実に悪と悩みのおかげで地球は住むにたえ、人生は生きるに値するのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

この世に人が一人もいなければ、この世に『美しい』も『醜い』も存在しなくなる。つまり人は、他人に何と言われるか、何と思われるかを気にして生きているのだ。それがなければ、この世はもっと自己主張する人であふれている。しかし、そういう人ばかりではない。それが人間の社会だ。それが『窮屈だ』と感じる人もいるだろう。だが、その『窮屈さ』があるからこそ、『解放』があり『自由』があるのだ。

 

例えば毎日、大好きな焼肉を『たらふく』食べられることになったとしよう。3日後にはどうなっているだろうか。5日後は、10日後は?恐らく、もう焼肉のことは数か月考えたくないなどと、発言するだろう。だが、なぜ最初は『大好き』だと思っていたのか。それは、『普段あまり食べられない』からだ。つまりそれは、『窮屈』である。

 

限界効用の逓減』とは、例えば、仕事終わりのビールは美味いが二杯目、三杯目と味が落ちていく現象のことである。あるいは聖書の『伝道者の書 5章』にこうある。

『見よ。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。』

 

聖書

 

試しに、これに逆らって毎日遊びほうけてみると良い。しばらくするとこの世があまりにも退屈なものになって、生きている意味を見失うだろう。あるいは、限界以上の快楽を追求し、破綻するだろう。

 

 

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