偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
奴隷制度が当たり前だった時代では、お金を払って『その地獄』から抜けられることもあった。『金さえあれば飛ぶ鳥も落ちる』とは、金の持つ絶大な効力を言い表す言葉だ。まさに、『地獄の沙汰も金次第』なのである。例えば、『仏教』が生まれた時代には、まず『バラモン教(現ヒンズー教)』があり、人間に格差がついていて、
【引用】
奴隷同然のような人間が、今日を生きるために物を盗み、人を暴行する。盗んだ方も盗まれた方もまだ子供だ。盗んだ方にも事情があって、盗まれた方にも事情がある。盗まれた方は、

奴隷のお前が、今日盗まれたあの品物はお前らの何倍もの値段がつく、高価な代物だ。もしそれを取り返せなかったらお前の母親を売りとばす。もう二度と会えないと思え。
と言われ、死に物狂いで探して何とか見つけるも、逆に袋叩きに合う。捉えられた母親は念じただろう。
(お金さえあれば…!!)
盗まれた少年は怨んだだろう。
(金さえあれば…!!)
『想像力の欠如』という醜態をさらさないよう、発言には細心の注意を払うことだ。少なくとも『大人』と名乗る、人間を装うのであれば。ただし、この話にはまだまだ奥行きがある。確かにそうかもしれないが、それは『アウトサイド・イン』の発想だ。
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