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エラスムス『人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ネーデルラントとは、「低地の国々」を意味し、現在のベルギー、オランダ、ルクセンブルクの3ヶ国を指す言葉である。この言葉にも私は随分力強い影響を受けた。私も、価値を全く生み出すこともなく、人に迷惑をかけてもなんとも思わない時期に、それでも自分の人生や快楽にしがみついている自分に、本当のところではよく嫌気がさしたものである。

 

自分が生きている価値を見出だせないというか、大切な財産を散財させているというか、とにかく常に心底の部分に虚無があり、それを隠蔽しながら生き長らえている自分に気づいていたのである。

 

虚無

 

価値ある人間はむしろ、自分の人生にしがみつかない。そういう竹を割ったような気持ちの良い覚悟を持っていて、むしろ、周りの人がその人がいなくなることを惜しんでいたような気がしたのだ。周りの人に惜しまれる人、自分一人でしがみついている人、ここには圧倒的な差があり、後者はとても、惨めだった。仏教の開祖釈迦(ブッダ)は、罪の定義を『執着』だと言った。あのブッダでさえ、執着を良しとしなかったのだ。それなのに自分は、そんなちっぽけな自分にしがみついて執着している。自分が何より、可愛いからだ。

 

でも大丈夫だ。今日、この言葉に出会った。ここから新たに、人生と向き合い直せばいい。気づかないまま一生を終える人もいる。それを考えたら、とても幸運なことだと考えた方が、得である。

 

マルクスは言った。

 

 

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