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徳川家康『はじめから主君に楯突こうと思っている者はいない。思い上がりと、恨みと、それから生じる欲心が謀反を起こさせるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『はじめから主君に楯突こうと思っている者はいない。思い上がりと、恨みと、それから生じる欲心が謀反を起こさせるのだ。恨みのある心には悪事が寄り集まり、やがて主君の恩に背き不義を働き、父祖が積み上げた業績も棒に振って領地まで失ってしまう。これは足利将軍家の人々にもよくあったことだ。覚えておけ。』

 

謀反(むほん)』とは、そもそもまず第一に『圧』がかかって、それから『解放』されようとする、人間の衝動である。『バネ』だ。あれに圧力をかけるとどうなるか。どういうエネルギーが生まれるか。これが謀反の裏にある、エネルギーの揺れ動きの正体である。

 

謀反

 

人を治める者が、私利私欲に支配され、特権の乱用という越権行為に走ったら最後。『不義』も何もない。『不義』を先に働いたのは、そこにいる『暴君』なのだから。楯突かなければ一生その越権行為の暴走が続くのだから、それを『暴君』が学ぶ『教訓』だ。その謀反は。

 

ただし、この言葉を違った視点から考えてみる。徳川家康が言っているから妙に説得力があるが、確かに『思い上がり』なら仕方ないが、『怨み』なのであれば、その主君にも何か原因があるように思える。

 

私もかつて、忠誠を誓っていた人間がいたが、10年ほどその関係を続けた私は、ついにその人物へ忠誠を誓えなくなり、彼のもとを去ることを決意した。それは『思い上がり』ではない自覚があった。どちらかというと『怨み』にも似た、対抗意識だっただろう。

 

(別にこの人物の下で一生生きていくつもりはない。)

 

そういうことは、心底の部分で常々思っていたことではあった。自分のたった一度の人生を、『誰かに仕えていく』ということにささげようと思うのは、徳川の時代ならまだしも、現代ではあまり推奨されるような生き方ではない。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

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我々は、たった一度の人生を生きているのだ。

 

 

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