マキャベリ『君主足らんとするものは、種々の良き性質を すべて持ち合わせる必要はない。しかし、持ち合わせていると、人々に思わせることは必要である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

イタリアの政治思想家　マキャベリ（画像）

運営者

ふむ…。

考察

人間の性質をよく把握していなければ理解できないだろう。人間というものは、得体のしれない存在に恐怖を覚え、時にはその恐怖から逃れるために『生贄』として、人や動物の命を捧げ、『神の怒り』を鎮めようとしていた時代があったほどだ。

今冷静に考えると、どう考えてもその発想はマズい。しかし、『科学１：宗教９』という時代を生きた人間からすれば、そのような発想にしか至らないことは、ある意味仕方のない事だ。今はただ、その科学進歩によって、割合のバランスが変わってきて、『いや、あれはただの雷だ。』と言えるようになったということである。

しかしこれを考えた時、生贄を捧げるほど動いた人間の心のエネルギーは、有効活用できる。マキャベリらしいこういう発想は、単なる冷酷で無慈悲な意見だと、一刀両断できない。

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