偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
意味は、
『あまり深く考え過ぎたり用心し過ぎると、勝負に出ることができず、結局、勝機を失ってしまい、勝負に勝つことができない。』
というもの。しかし、次のやり取りを見てどう思うかだ。
毛利軍軍師、小早川隆景は言った。
秀吉の軍師、黒田官兵衛は、小早川に言った。

私は決断は早いが、あとで後悔することが多い。ところが、そなたはそういうことが少ない。なぜなのですか?
小早川は言った。

あなたは優れた軍師である。一を聞いたら十を知る。それに比べると私は愚鈍で、一を聞いたら、まずその”一”に引っかかってしまう。そして、長く思案して決断するようになったのだ。
私などは『小早川の方』だ。黒田官兵衛の様に『後悔する』ということはない。そして、一度決断するとテコでも動かない。だから、決断するときは熟慮する。しかし、官兵衛の言う通り『勝機を失う』ということであれば、それは『考えすぎ』、『保守的』ということになる。この件に関しては、日本の現代の経営の神、稲盛和夫の言葉で締めておいた方が良いだろう。
『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する。』
私はとても慎重な性格で、このおかげで大きな失敗はなくても、大きな成功もない。このことについて真正面から直視するべきである。
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