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松岡修造『人と同じことをしなきゃいけないという思い込みから自分を解放してあげましょう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

私も小学生の頃を思い出すと、人と同じことをしなければ、そのグループから疎外され、孤独を味わうことになる可能性があることを危惧し、自分の個性を押し殺して、相手に合わせ、人と共感することを楽しむ時期があった。

 

だが、私の場合は割と早い時期から、自分の意志を強く燃やして、周りと対立する覚悟を持つ方向に、思慮が傾いていた。小学校の頃に軽い虐めのようなものがあったが、今思い出しても、別にあれは『虐め』ではなく、『喧嘩』という印象が強い。だが、あのときにもし私がその力に屈して、塞ぎ込んでしまって衰退してしまうようであれば、あれは『虐め』となっただろう。

 

私はその後すぐに別の友人と手を組み、勢いをつけた。相手は女だったし、殴り合って喧嘩をするということはなかったから、別にそのまま、気持ちさえ強く持っていれば大丈夫だと考えて、それを貫いた。すると気がついたらそういう不穏な空気は終わっていた。

 

両親がクリスチャンで、私はそうじゃない、という事実も強く関係していた。そうした事実が、(俺は俺。親は親なんだ。)という意識を私に強く根付かせ、自我が発達していき、そうした他との対立を覚悟できる人間にさせていったのだ。だからこの松岡修造の言葉をもし私にかけるなら、そうした時期よりも、もっと前の時期だ。小学校低学年か、それ以下か。

 

私は苦しんでいた。最愛の親と、生きる価値観が違うことを知ったからだ。受け入れることが出来なかった。それだけ親を、愛していたということだ。それだけ親が、愛してくれていたとうことだ。それだけに、その愛の形がいびつである事実が、胸に深く突き刺さった。

 

 

人と同じであることは、とても安心する。だからその方向に思慮が傾いてしまうことは、私にはよくわかる。だが、人間はこの世に一人で生まれ、一人で死んでいくのだ。そこには確かに両親の存在が欠かせないのは事実なのだが、その両親も、死んでいくときは、一人で死んでいく。

 

ヘルマン・ヘッセは言った。

 

たった一度のこの人生を、この唯一無二の人生を、それぞれが、悔いの残らないように生き貫くべきである。

 

 

 

 

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