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松岡修造『ガチガチに緊張しながらも自分の心の中の思いを伝えようとしている子からは、全身からその気持ちが感じられます。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『ガチガチに緊張しながらも自分の心の中の思いを伝えようとしている子からは、全身からその気持ちが感じられます。一番気持ちが伝わってこないのは、内容を丸暗記したようにしゃべることです。いくらきれいな話し方でも自分の言葉になっていないので、聞く人は何も感じません。』

 

私は10代後半の頃、有名人にお礼のスピーチを言う機会があり、300人以上の生徒の代表として、その人へお礼の言葉を述べた。私は、信頼されたらそれに120%応えたいと思う人間なので、まず、その中から私を選んでくれたということに使命を覚え、私の心はダイヤの様に輝きを増し、凝固していた。

 

私が念頭に置いていたのは『高潔さ』だ。例えば、もちろんそういう場面では、緊張する。だが、『緊張していて上手くしゃべれるかわからないのですが』とか、そういう蔓延している常識的な言葉を、一切使わない

 

気持ちを隠蔽するとか、見栄を張るということとは異なり、確かに緊張はし、手は震えるのだが、しかし、そんなことを言い訳にして、相手に何を思ってもらいたいのか、ということを考えた時、そこにあるのは単なる甘えであり、自分本位な発想。つまり、それは決して『お礼の言葉』ではないと考えていた。

 

内容は、『種と、それが開花する時間』というお礼の内容だった。

『あなたが今日蒔いてくれた種が、皆の心の中で開花する時間は、バラバラです。しかし、確実にみんなの心に植えられた。それに感謝します。』

 

 

というような内容だった『はず』だ。だが、実際のところは頭が真っ白で、断片的にしか覚えていない。顔も真っ赤になり、全身に汗をかき、涙目になるのを必死にこらえ、感謝するというよりは、『立ち向かった』という方が正しいかもしれない。

 

しかし、その人のその真剣な表情と、終わった後の先生のお褒めの言葉は忘れない。もちろん、先生の言葉は、慰めだった可能性がある。しかし、今回の松岡修造の言葉を見て、私は15年前のあの時を思い出した。私の話がどこまで伝わったかはわからないが、私は今振り返っても、あの時、高潔さを意識出来たことに、誇りを持っている。

 

 

 

 

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