モハメド・アリ『チャンピオンというものはジムの中で作られるものではない。チャンピオンというものは、彼らの奥深くにある何か、強い願望、夢、理想像から作られるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

アメリカのプロボクサー　モハメド・アリ（画像）

運営者

ふむ…。

考察

孫文は言った。

長嶋茂雄は言った。

空海も、

と言ったが、まず第一に、いや『ゼロ』の段階で、自分の気持ちが（やってやる！）と叫んで、燃えあがった。これが起因であり、発端であり、始まりだ。それがあってはじめて『一歩』が踏み出される。『はじめの一歩』である。

ジムに行けばいいと思っている人間が大勢いる。いた。私の周りにも大勢いた。私が最初、ボクシングジムの門を叩いた後、それで入りやすくなった友人たちが、こぞってジムへと顔を出した。（お前に出来るなら俺も出来るかな）と思ったことが、良いか悪いかは置いておいて、彼らは間違いなく、私の後にジムに足を踏み入れた。そして、最後まで残ったのは、最初に門を叩いた私だった。

つまりこういうことだ。彼らには、『信念』がなかった。それが『根気』を生み出さなかった。『努力』に繋がらなかった。そして、『挫折』したのである。同じジムにいたのに、彼らと私の差は雲泥のものとなってしまった。

これでわかったはずである。ジムに顔を出せばいいというものではない。どういう気持ちで、ジムの門を叩いたかということが重要なのだ。それが『チャンピオン』ということになるのであれば、尚の事である。

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