index

イチロー『頭で(まずい)と思った時にも、打つことが結構ある。その数を減らしたい。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

ここで考えられる『違和感』とは、『蓄積してきた全体験』がはじき出す、感覚であると私は考えている。そうじゃなければ、その球が、

 

(まずい)

 

という認識が生まれない。

 

(よっしゃ)

 

という認識であってもいいはずなのだ。だがそうではなかった。それは、今までの蓄積以外の、なにものでもない。将棋界の名人、羽生善治は、『決断力』という著書の中で言っている。

『一流のプロスポーツ選手は、 自分がボールを手にしたとき、次にどこへ進めばいいか、その道が、光って見えるときがあるという。将棋も同じだ。 まるで、そこに置くべきだと言わんばかりに、駒とマスが光って見えるときがある。』

 

この『直感』は、『良い方向』に見えた時にそう表現し、『悪い方向』に見えた時には、『違和感』となる。私もこの『違和感』には非常に敏感で、いや、実はそれまでは、あまり重視してなかった。だが、年齢が進むにつれ、ことごとくその違和感の通りになったのだ。

 

例えば、違和感を感じる取引先の人間が、やはり、裏で不穏な動きをしていた。拝金的で媚び諂うような人間だったので最初から信用してはいなかったが、やはり、表裏的だったのだ。そして今では完全に縁が切れた。金の切れ目が縁の切れ目というのか、まあ、ビジネスというのはそういうものかもしれないが、『そうじゃない』と考える人もいるわけで、私は、こういう人間と接していかなければならないのなら、ビジネスなどやるつもりはない。

 

別にそれで成り立っているから、問題はないのだ。とにかく違和感があるときは、物事が上手くいかなかった。やはり、『それ』を見て見ぬフリをして、例えばその件であれば、心で

 

(まあ、利益が出ればいいや)

 

と思っているから、やはりその安易な心構えが『盲点』を生み出し、そしてそこからあっけなく崩れてしまうのだ。それ故、今ではこの『違和感』を強く信じるようになった。これは自分が今まで乗り越えて来た、幾多もの失敗や成功、困難を極めた、波乱の試練への信頼なのだ。今私は、たとえ表層上に『穏便に済ませようとする空気』が流れていても、自分の『違和感』が発動すれば、絶対にその空気に乗らないことにしている。それで人間関係が崩れても、関係ない。その『違和感』を無視したら、遅かれ早かれその関係は崩れることを、身をもって知っているからだ。

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』 第15の黄金律 『人間が戦うべき相手は外にはいない。「内」にいるのだ。』   確かに人間は、闘わなければならない。だが、その相手は『外』にはいない。   『...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
イチロー(鈴木一朗)の名言・格言一覧 日本のプロ野球選手。男。通称『天才バッター』。イチロー(鈴木一朗)(画像) 名言一覧 『僕は天才ではない。僕は、毎日自分がやるべきことを、やり続けているだけだ...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次