index

タモリ『人生とは後悔する為に過ごすものである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

タモリの言うことはいちいち深いのだ。短絡的に考えてしまっては、この言葉の意味を理解することはできない。私が常々掲げている言葉に、『悔いのない人生を』というものがある。それは例えば、若かりし頃に犯した失敗について考えたり、父親の葬式にも出られず、もう二度と食事をして、話をすることもできない、という、『この世は有限である』ということについての強い意識が、そうさせるわけだ。

 

ジャン・パウルは言った。

 

つまり私は、その『一冊の書物』をパラパラとめくっていて、(もっと念入りに読むべきだった)と、強く自分を戒めたのである。従って、私がそのような言葉を掲げるようになったことは、極めて自然な流れであり、真理に則ってさえいる。だから私は、これからもその言葉を掲げ続けるだろうし、それを掲げたことについては、自分の最後の一呼吸が終わるまで、誇りを持ち続けるだろう。

 

しかしここで着目したいのは、『それでも私は、結局後悔した経験がある』という事実だ。つまり、後悔しない人間など、全知全能の神しかいない。何しろ、失敗しない人間がそこにいるわけだ。そんな者はいない。だとしたら、人間は絶対に失敗する生き物なのであり、それについて、いちいちくよくよと下を向いて悩む必要はない、ということを、このような言い回しでタモリは言っているわけである。

 

後悔しないように生きても、人は必ず失敗する。だから、その失敗について、必ず後悔することになる。だが、もし最初から『人生は後悔する為に過ごすものだ』と設定されていれば、失敗する度にいちいち後悔して、という無駄な時間を過ごさないで済むようになるというわけだ。

 

さて、私はこうして一通り考えた上でも、『悔いのない人生を』という言葉を言い続けるだろう。タモリにはタモリの哲学があり、私には私の哲学があるからだ。しかし、『真理』に目を向けるところは、何も変わらないのである。

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』 第3の黄金律 『生きるのは過去でも未来でもない。『今』だ。』   明日があるとかないとか、昨日までに何があったとか、そんなことは関係ない。先延ばしにするな。...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
タモリの名言・格言一覧 日本のタレント。生誕1945年。男。タモリ(森田一義)(画像) 名言一覧 『字はしっかりしてるのに内容のない手紙ってあるよね。』 『俺は反省はしない。』 『日常で一...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次