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岡本太郎『情熱というものは、「何を」なんて条件付きで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

『何をすればよいのか、それがわからない、と思うかもしれない。人に相談したって仕様がない。まず、どんなことでもいいからちょっとでも情熱を感じること、惹かれそうなことを無条件にやってみるしかない。情熱から生きがいが湧き起こってくるんだ。情熱というものは、「何を」なんて条件付きで出てくるもんじゃない、無条件なんだ。』

 

天才作家、スティーブン・キングは言う。

 

自分が本当にやりたいものが、衝動となって表面化する。このことを短絡的に考えた10代の私は、『私利私欲という衝動』に正直になることが、『素直に生きる』ことだと思っていた。その後10年ほど経って、ある女性と話をする機会があったが、彼女はところ構わずゲップをしたり、暴言を吐いたりと、まるで節度が無かった。そして自分の事をこう評価していたのである。

 

私は素直すぎるから。

 

だが、彼女は覚せい剤をやっていたことが発覚したのである。

 

さて、話が一気に深くなってきた。その後彼女は無事にドラッグをやめられたからいいが、では、かつての私や、その彼女は、本当に人として素直な生き方をしていたのだろうか。何しろ、突き動かされる衝動に従ったまでなのだ。その気持ちを隠蔽する方が、素直じゃないんじゃないか。こういう発想が、頭をよぎるはずである。しかし、それは『情熱』のはき違えである。情熱とは、突き動かされる衝動のことではない。人間には、植えついている本能的な欲求というものがある。マズローがいう『5F』にもあるが、

 

  • 逃走欲(Freeing)
  • 性欲(Fucking)
  • 闘争欲(Fighting)
  • 群衆欲(Flocking)
  • 食欲(Feeding)

 

これらがまず、『初期設定』として植えついているのだ。かつて、我々が従っていたのは、この本能が突き動かした、衝動だったのである。『情熱』とは、この植えついた本能をも制して、それを上回って突き動かされる欲求のことなのだ。それを踏まえたうえで、もう一度岡本太郎や、スティーブン・キングの言葉に着目すると良いだろう。

 

 

 

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