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岡本太郎『手なれたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

同じようなことをしていても、新しい結果は生まれない。それは当たり前のことだ。

 

アインシュタインは言った。

 

この、ごく当たり前のことに気づく。これが出来ない人がいる。なぜなら安牌を切りたいからだ。当たり障りなく、無難な生活に依存したい。昨日までと同じような毎日の行動パターンを取れば、今日も大体同じ一日になるだろう。そう考えて、身の保身に走っているのだ。しかし言ったようにそれは同時に、新しいものを生み出すことの足かせとなる発想でもある。まあ、世の中には『保守派』と『革新派』がいるわけだから、この両面に分かれるのは皆よく知るところである。もし、今までとは違う人生を見てみたいのであれば、昨日とは違う道を歩いてみるのがいいだろう。きっと、今まで見たことのない世界が広がっているに違いない。

 

世界

 

岡本太郎はこうも言った。

 

楽な道と危険な道。その二手に道が分かれたとき、多くの人が通りたがるのは楽な道である。これは、実際に登山に出掛けてみても見受けられることである。やはり、人が大勢いるのは楽な道だ。舗装されていて、初心者でも渡れる、気軽な道である。なぜなら、そもそも彼らの目的は、『過酷な登山を成し遂げる』ことではない。緩やかな道を友人としゃべりながら歩き、都会の喧騒から離れて自然の空気を吸い、英気を養って心身をリフレッシュするためだ。つまり、ここであらわになるのは人間のこの人生に対する目的意識である。自分の人生が唯一無二だと知った人間の命は、どう動くだろうか。

 

いや確かに、そういう人の命でも心身のリフレッシュは必要で、登山の初心者コースを歩くこともあるだろう。だが、本当に命のことを深く考えている人は、その時楽をしているその間にも、遠いどこかで理不尽に命を落としている人のことが頭から離れない。

 

理不尽

 

北野武は言った。

 

英気を養うのはいい。問題は、養ったその英気で何をするかだ。

 

『手なれたものには飛躍がない。常に猛烈なシロウトとして、危険をおかし、直感に賭けてこそ、ひらめきが生まれるのだ。』

 

更に言うと、無難な選択肢を選ぶのと英気を養うのは違う。『セレンディピティ』とは往々にして、普段死ぬほど頭を使っている人間が英気を養っているときに生まれる発想であって、普段から無難な選択肢を選んでいる人にはそういう現象はない。岡本太郎は、あの破天荒芸人ジミー大西に、

 

岡本太郎
君は画家になりなさい。

 

と言ったことがある。破天荒なキャラクターを演じる芸人は大勢いるが、彼ほど破天荒な人も珍しいだろう。見る角度から見れば、社会府適合者とも言える生き方をしている。しかし、岡本太郎はそうは思わなかった。『手慣れたものには飛躍がない』と思っていた岡本太郎は、彼のような『猛烈な人間の素人』に、ある種の才能を垣間見たのだ。

 

 

 

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