偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『僕は思想家になるよりも、目の前にいる子供たちに映画をつくってるということが一番大事だと思えたから、思想家になんかなりたくないですから。だいたい、僕が言ってるようなことはもっと立派なお坊さんたちが遥か昔から言ってるんです。』
まず、こう考えたい。宮崎駿は、知性を探究して真理に辿り着いて、ある種の境地に立った。満足したが、すぐにやってきたのは、『二番煎じ』の様な虚しさと、自分のエゴが湧き起こす、(自分はこの人生に生まれて、何が出来るか)という衝動である。
孔子、
ブッダ、
キリスト、
様々な賢人が遥か昔に存在して、自分は、彼らがとっくの昔に到達した境地、あるいは真理というものを、追いかけていることに気が付いた。だとしたら自分が生まれた意味は何だろうか。『追いかけること』なのだろうか。それとも、『自分にしかできないことをやる』ことなのだろうか。
そう考えた時、アニメーターという自身の職業は、自分の実力、要素そのもので辿り着いた独特な境地。これを大事にすることで、『天上天下唯我独尊』でいれる。そういう見解が、この言葉を通して、一つ浮かび上がってくる。
もう一つは、引退会見の時にチラッと見たのだが、『思想家』でいることの風当たりの様なものがあって、『刺す』だのなんだのという、予告をされたとか、そういう物騒な話が確か飛び交っていた。その相手に対する誤解を解くために言ったということも、一つの見解として私の頭にはよぎった。
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