偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
[adrotate banner=”6″]
目次
考察
この言葉は、あるホテルか何かで、あくまでも館内着の浴衣を指定して、

浴衣での食事はご遠慮ください。
というマニュアル通りに、ホテルマンが、館内着の浴衣を着た松本に対して、着替えを促してきたとき、松本がホテルマンに言った言葉である。あれこれとごねた後に、良いタイミングでこれを言ったことも功を奏したのか、ホテルマンは何も言えなくなって、

…わかりました。どうぞお入りください。
と言って、入店を許可したというのである。
それを隣で見ていた千原ジュニアは、『平成の一休さんか!』と思ったらしく、その話を面白おかしくジュニアが話しているのを聞いて、スタジオでは笑いが起き、それをテレビで見ている私も笑った。しかし、後で冷静になって考えると、ホテルマンはなぜ、

館内着の浴衣がダメなんです。
と言わなかったのか、ということに気づいた。その浴衣は限定されているのだから、それを告げれば、話は済んだはずだ。ここで考えたいのは、ジュニアも口にしたその『一休さん』についてだ。あるとき一休さんは、
『このはし わたるべからず』
という橋に貼った貼り紙を見て、こういう行動に出た何をするのかと思いきや、あろうことか、堂々と橋の真ん中を歩いて渡って見せたのだ。彼曰く、

はし(端)は渡ってないよ。
その『とんち』ぶりに、思わず笑ってしまい、我々は自然と、一休さんがその橋を渡ってもらって構わない、と思ってしまっているのだ。
松本人志の身に起きたのも、その現象と同じものなのである。まるで、『開かずの扉』がその瞬間だけ、奇跡的に特別待遇として開かれる。そもそも『開かない』と決めたのは『人間』なのであり、だとしたら、それを人間が突破できない確率は、100%ではない。とんちや笑いとは、人生を賢く生きるための『知恵』と言っても過言ではないかもしれない。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』
第14の黄金律 『人の評価に依存することの愚かさを知れ。依存しないなら強い。』 人間には、理解できる範囲とできない範囲がある。では、その事実を受け...
同じ人物の名言一覧
あわせて読みたい


松本人志の名言・格言一覧
日本の芸人。生誕1963年。男。(画像) BIG3と松本人志の実力がよくわかる記事 名言一覧 『まあ俺は、カンニングで覚えたんですけどね。』 『逆になぜ海外で人気がない...