偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『映画監督という、昔は思ってもみなかった仕事をするようになっても、やっぱり俺は理科系だなと思う瞬間がある。シナリオを書いていて、因数分解みたいな作業を無意識のうちにやっている自分に気づくのだ。だから理系の学部に入ったことは、間違いではなかった。ただ、そこを卒業して、その先に敷かれているレールに乗って走っていく未来に、魅力を感じられなかった。』
宮本武蔵は言った。
『世の中には、兵法の道を習っても、実際のときの役には立たないだろうという考えもあろう。そのことについては、いつでも役に立つように稽古し、いかなる事態にも役に立つように教えること、これが兵法の実の道なのである。』
例えば、『てこの原理』を小さい頃に学んだ。いつ学んだかは覚えていない。ということは、小学生の頃に学んだのだろう。覚えてないというぐらいなのだから、それについての感動は浅く、印象も薄い。北野武曰く、
それが将来に何も影響をもたらすことはない。
と考えていたのである。
だが、それがもたらす恩恵は『甚大』だった。例えば『デレゲーション』という考え方。あるいは、『拡大再生産』の根底にあるレバレッジの効果。この『有限』のリソースの中で、どうそれを最適化していくかを考える。これが人の運命に甚大な影響を与えるのだ。理系でも文系でも何でもいい。まずは、『来たる応用の時』に向けた、『自分の基礎』を固めることが、ひどく重要である。
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