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北野武『やればやるほど、人間は抜けた部分に気づく。だからやっぱり、人間自分の目の前にあることを一生懸命やるしかない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

世界のクロサワこと、黒澤明は、作中で読まれることのない、封筒の中の手紙までスタッフに作り込ませた。そこまで細部にこだわりぬき、その道を極めんとした黒澤明は、しかし、こう言うのだ。

 

 

人間というものは、永久に無知で無力である。どんなに何か物事を突き詰めたと言っても、違う分野の知識になると、何一つ理解していないことに気が付くだろう。そこには、その分野しか知らない人たちがたくさんいて、その分野の人からすれば、その分野の事を知らない人など、『無知』の対象でしかない。それなのに、その分野の人たちを差し置いて、『自分は全知全能だ』と、どうして言えるだろうか。

北野武の言葉の重要なポイントは、

 

だから何をしたって意味がない。積み上げても無駄だ。

 

と言うのではなく、

 

だとしたらやっぱり目の前にあることを一生懸命やるしかない。

 

と言うところなのだ。オーストリアの詩人、リルケは言った。

 

一生無知のまま?だからどうした。だからといってそれが、くよくよと下を向いて生きていく理由にはならない。人間には、意地がある。それは、意志だ。矜持だ。

 

 

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