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マイルス・デイビス『創造し続けようと思う人間には、変化しかあり得ない。人生は変化であり、挑戦だ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

常に革新的に、変化を追求し続けたマイルス。周りがどうだとか、流行がどうだとか、そういう考え方で、彼はトランペットを吹かない。それどころか、客に昔の曲をリクエストされたときに、

『古いヤツが聞きたかったらレコードを聴いてくれ』

 

と切り捨てるのだから、筋金入りだ。

 

レコード

 

過去の自分にしがみつかない。それは、時間が一次元(一方向にのみ、流れるもの)だということを、知っているから出来ることだ。ハーバード大学で学士号を取り、スタンフォード大学で博士号を取った、カリフォルニア大学の心理学教授、ソニア・リュボミアスキーが書いた、『幸せがずっと続く12の行動習慣』には、こうある。

『自分の環境をよりよくしようとすること』と『新しい活動を始めること』では、どちらの目標のほうが幸福度を高めると思いますか?これも研究の結果で明らかにされています。

 

たとえばハイビジョンテレビを買う、フロリダへ引っ越すなど環境を変えようという目標を設定し、努力をすると確かに幸福にはなれるものの、同時に『快楽順応』を経験するリスクがあります。言い換えると、人は新しい環境にもすぐに慣れてしまい、以前の幸福度と同じレベルの幸せをまた手に入れるために、もっと大画面のハイビジョンテレビを、絶景を見渡せるフロリダの家を、というように、より大きな喜びを求め始めるのです。

 

その一方で、野生生物観察クラブに入る、献血運動のボランティアをする、絵画教室に通うなど、新しい活動を追求するプロセスならば、たえず新しい挑戦、新しい機会を得ることが出来、さまざまな体験を味わえます。このことからも、新しい活動には、ポジティブな出来事をいくつももたらし、いつも幸せな気分にする力があることがわかります。そしてその活動に価値を見いだせる為、より幸福度が高まるのです。

 

これは私自身も経験していることがだからよくわかるが、人間は、変化によって人生を常にリセットし、新鮮な気持ちで、毎日をやり直すことが出来る。脳科学でも、新しい経験をすると、今まで使用していなかった脳の領域を刺激することになるため、自分の潜在能力、つまり、新しい自分の発見、それはイコール、新しい人生の幕開け、可能性を体験することが出来ると証明している。

 

つまりマイルスはわかっていた。新しいものを世に生み出し、輝き続けるためには、新しい自分を創造し、未知なる人生を開拓するためには、生涯挑戦、そして変化を愛することが重要なのだと。

 

 

 

 

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