偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け


ふむ…。
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目次
考察
私は『ある』が、それは『美』に対する意識が甘いからだ。容姿や、欠点を見ているからそうなる。だとしたら、容姿や、欠点から目を逸らせばいいのだ。そうすれば、この世に美しくないものは存在しなくなる。だが、それでも私は人の首を切って、さらし首にしたり、それを子供に持たせたり、あるいはその子供を凌辱する人間を、私は『美しい』と思うことは無い。誰だってそうなはずだ。だとしたら、この言葉は『綺麗ごと』であり、ウォーホルは『偽善者』である。
ただし、今のは『常識』の話だ。オーストリアの詩人、リルケは言った。
芸術というものは、まずそういった一切の既成概念に囚われないところから始まる。前述したのは、論理的思考だ。それが『左脳』で考えたのであれば、対極の『右脳』を使う。これが芸術家に多い脳の使い方である。
例えば、ドイツの小説家、トーマス・マンは言った。
ここに『美しい』という言葉が出て来た。そしてこの言葉だったら、全ての人が論理的に納得できるだろう。例えば、『花火』だ。あの美しさが際立っているのは、『儚い』からである。人はその価値を判断する時、希少性に左右される傾向がある。ダイヤモンドや、100年に一度、花火や、野に咲く花の命。めったに見られない、儚い、健気、貴重な体験。それが人間の価値判断の尺度に使われている。そこまで考えた時、ウォーホルは決して偽善者ではない。全ての命は、『アウラ』だ。それは、儚いからこそ、尊い価値があるという意味である。
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