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安藤忠雄『本来、人間というものは、信頼関係がなければものごとを進めることができないものです。利害のみにとらわれることなく、平常心で子供心をぶつけ合うからこそ、信頼関係ができるのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

信頼関係がなければスムーズにいかないことは本当の事だ。そしてそれは、信頼関係があればスムーズにいくということを裏打ちしていることになる。つまり、妙な話だ。これを『妙な話』と考える視点は、とても面白いはずである。普通、そういう発想には至らない。しかし、私はこの手のテーマについてたくさん考えてきて、『妙な話』だと考えていたことは、昨日今日の話ではない。小学生時代からのことなのだ。

 

説得者要因』とは、説得力のある要素のことで、例えばスーツにネクタイ、整った髪型と体型、理路整然とした会話、正しい礼儀、言葉遣いこれが整っていれば、人は往々にしてその人物を信用してしまう。その相手が『詐欺師』でも、である。つまり、これが『妙』だと言った要因の一つだ。まず、『説得者要因』を意識的に操作して用意し、自作自演する。

 

 

マキャベリが言うように、

 

ということで、『相手が信頼しそうな外見を用意』する。そこにあるのは安藤忠雄の言うように『信頼関係』だ。確固たるものではないが、しかし『疑われている状態』よりは、その絆が強い。なぜ私が小学生の頃にそういう疑念を抱いていたかというと、何のことは無い。『漫画』だ。それに『ドラマ、映画』だ。それで見ていたのだ。本当に実力のある人が、謙遜しているだけなのに、無知な人間がそれを見誤り、見下し、侮辱して、最終的に返り討ちにあう光景を。

 

その姿は、とても滑稽だった。つまり、これは『妙な話』だ。『相手と物事をスムーズに進める』ということは、そこに『誤解を生じさせない』ということが必要で、それはつまり『そこには信頼関係がある』ということになり、安藤忠雄の言う通りだ。だが、それを『無理矢理行わない』仙人のような達観した人間と、『自作自演してでもスムーズにさせる』詐欺師がいることを考えた時、この話はとても『妙な話』になるのである。

 

しかし、安藤忠雄の言葉の最後には、『利害のみに囚われることなく』とあるわけで、だとしたら、詐欺師の様な利己的な人間が、ここでいう信頼関係の間に介入する隙は無く、なるほど、とただ納得させられる、傾聴に値する言葉なのである。

 

 

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