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孔子『物事を成し遂げようと思ったら、別に自分の代だけで終わらない時もある。』(超訳)

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内省

確かに、『コンコルドの誤謬』の概念はある。だが、同じくらい、こういう金言もある。

 

『金鉱で金を掘り当てることが出来るのは、最後まで掘るのを止めなかった人だ。』

 

別に、自分の代だけで終わらないケースもあるはずだ。会社の発展とか、道路の建設とか、道の開拓。自分の代でまず基礎基盤を造り上げ、そして次の代に更にその基盤を広げてもらう。よく考えたら化学もテクノロジーも、いや、命でさえも『バトンタッチ』なのだ。未踏未達のミッションを成し遂げるためには、不撓不屈の精神が必要なのだ。

 

 

数年前私のごく近くに、同じ失敗をしないと約束し、その1時間後に同じ失敗を堂々とするような、そういう想像を絶する無責任で軽薄な男がいた。彼は自分のことを悲劇のヒーローか何かだと勘違いし、放っておいても誰かが何とかしてくれると思い込み、金の問題も親が、女の問題も女から働きかけるからと、ろくでなし極まりない人生を送り、それを一生続けると明言したのだ。

 

(どうせ無理です)

 

そういう負のオーラが骨の髄にまで染み込んでいた彼に対し、

 

[say name=”私” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png”]じゃあ自分の代はいいから、次の代、せめてお前の子孫には良いバトンを繋げよ。 子孫には関係ないだろ。お前の『負』は。[/say]

 

と言うと、

 

 

彼は言った。

 

[say name=”部下” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/人物アイコン.png” from=”right”]いや、自分の代でも(あわよくば)満喫したいです。[/say]

 

こういう人間を見たことがあるだろうか。正直私は、針を振り切りすぎていて逆に勉強になった。私は私で極めて問題児であらゆる上司、指導者の手を焼かしてきたが、私とはまた違う、こういう性根が腐りきった人間もいるのだ。私はプライドの塊だが、彼にはそのプライドが微塵もないのだ。プライドを煽る言葉が、粉みじんも通用しない。

 

ブッダは言った。

 

[say name=”ブッダ” img=”https://a-inquiry.com/health/wp-content/uploads/2019/03/仏陀の無料アイコン1.png”]執着は、罪だ。[/say]

 

と。自分の人生然り、何かに『執着』している人間は、得られるものも矮小である。ちなみに彼はまだ私の部下である。その答えは明白。私が彼の矯正をすぐに終わらせることに、執着していないからだ。

 

 

[alert title=”注意”]※これらの言葉は参考文献や史実に基づき、運営者が独自の見解で超訳し、自らの生きる糧、自らを戒めるため、内省の為に日々書き留めたものです。史実を正確に把握したい方は正当な書物をご覧ください。[/alert]

参照文献

[memo title=”子牢第九-十九”]子曰わく、たとえば山を為るがごとし。いまだ一簣を成さざるも、止むは吾が止むなり。[/memo]

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